|アイシー(IC)カード
アイシー(IC)カード
- アイシー(IC)カードとは情報の記録や演算をするために集積回路 (IC) を組み込んだカードのこと。ICカードは磁気カードに比べて100倍近いデータを記録でき、データの暗号化も可能なため偽造にも強い。日本では、2001年3月に全国銀行協会が「ICキャッシュカード標準仕様」を制定し、2002年頃から導入検討や実証実験などが行われていたが、カード偽造が拡大し、その被害が報道された2004年 - 2005年以降、導入が加速した。ICチップ自体の耐タンパー性に加えて指静脈認証などの生体認証機能を搭載する事によって、強固な本人認証を可能にしている。近年発行されるクレジットカードはそのほとんどが磁気ストライプからICカードへと変更されており、銀行のキャッシュカードなどでもICカード式が大部分を占める。